『ゆるい生活(群ようこ著)』を読んで。(その3)出会った人、場所、事柄。

『ゆるい生活(群ようこ著)』読んで、一番の出会った人、もの、場所はだんとつこの方
京王八王子駅そば、宝蓮華のなおみさんであり、中国、台湾茶との出逢いなのだあった。

台湾茶との出逢い

会社の隣のマンションにずーっと気になっているお店があった。路面店ならヒョイと気軽に入れるのだが、外からは店の雰囲気を伺えない2階にあるという。
マンションの入口の張り紙で、試飲800円で、中国茶、台湾茶を飲ませてくれるのはわかっているのだが。

ずーっと気になってるのに、躊躇していたのは、オーナーが苦手なタイプの本場の人だったらどうしようだった。帰れば良いだけの話なのに億劫になってた。

ある日、それでもお年頃病に効くお茶があったら飲みたいと切実におもい、ドキドキ階段をのぼってみた。

踊り場から曲がってその店先に向かうと、なんとびっくり、本来は壁があるであろうところが全面窓ガラス。
外からも店内の空気が心地よいことがわかるくらい。

店主とご挨拶

恐る恐るドアをあけたら、松下由樹似の優しい佇まいの店主がニッコリ。
ご主人の転勤で中国に移住したことがきっかけで、お茶を楽しむことから、どんどんと学びを深め、今や中国茶はもちろん、更においしい台湾茶を広めたいと、現地に買い付けもいかれる「中国政府公認高級茶芸師・高級評茶員」なおみさんと出会う。

なおみさんは、興味を持ったら知りたがりの私のどんな質問にも丁寧にやさしく応えてくれる。
そしてもちろん、淹れてくれるお茶がなんともいえないくらい芳醇でおいしい。
流れるような所作が華麗で気持ちよい。お茶ってこんなにおいしかったけ??

お茶を楽しむ

こんなちっちゃなお茶碗で
チビチビ飲むの。物足りないんじゃないか。
なーんておもっていたわたし。

なぜそうなのか
少しわかりはじめた。
小さいお茶碗だからこそ
何杯も飲めて、そしてお喋りを楽しみ、お茶を楽しみ、ゆったりと穏やかに時間が流れることが。

お茶を彩る茶器たち

またこのお茶をいただくための茶器たちの素敵なことったら、あーた。
ひとつひとつそれぞれに役割があり、意味があり、それを教えてもらいながら、手に取って眺める。これもまたも楽しや-。

  • お茶碗
  • 茶盤(チャバン)
  • 蓋椀(ガイワン)
  • 茶壷(チャフー)
  • 茶海(チャカイ)
  • 香りを嗅ぐための聞香杯(モンコウハイ)セットの品茗杯(ピンミンペイ)

またまだ覚えきれない。

養壺(ヤンフー)

土器でできてる茶壷(チャフー:日本でいうきゅうす)は、毎回同じ茶葉をいれて飲む。これは、茶壺を育てていくこと、養壺(ヤンフー)という。
飲み終わったら、筆(養壺筆)をつかいながら、出がらしの茶葉や残ったお茶で茶壺をなでる。

そうすると、茶壺にお茶の香りが残り、どんどん茶壺に味が出ててくる。
茶壺を自分好みに育てていく。
そうするとある日、お湯を入れるだけで、茶壺からお茶の香りが広がっていくとのこと。何かステキだなぁ。

茶海(チャカイ)

もう一つ好きな話は、茶海(チャカイ)の役目。
日本は急須を回しながら各茶碗に注ぎ、味を均等にするけれど、中国・台湾茶は、人数分になるまで何度も茶海(大きなミルクピッチャーのような感じ)にお茶を貯めていく。貯まったところで茶海からお茶碗へ。
なぜなら、誰もが等しくおいしいお茶の味をあじわえるようにする心遣い。

そんな話を伺いながら
お茶をいただく。

少しずつでも知識を深めて、おいしいお茶を淹れられるようになりたいなぁ。

宝蓮華
京王八王子駅そば
あなた好みお茶に出逢えます。

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とし

歌ったり、書いたり。
日々のなかで見つけた小さな灯りを
ここにそっと置いています。

うれしい日も、
ちょっとイガイガする日もあるけれど、
それもぜんぶ、旅の途中やと思っています。

ふつうの日は会社員。
ときどき歌い、ときどき書いています。

音楽ユニット 歳巫女、
バンド コネコネ、OHAGI、
アコースティックの アテーズでも
音楽を楽しんでいます。
(ブログさぼって全部は、書ききれてへんけどな)

愛犬ノノと、保護猫オレオと暮らしながら、
旅の途中で見つけた小さな出来事を
「いまここ庵」に綴っています。

よかったら、ゆっくりしてってな。

庵主 とし
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