覚えていない私と、覚えている妹

最近、妹とよく会ったり、電話で話したりしている。
父の病気をきっかけに、そんな時間が増えた。

妹は九歳下だ。

妹が高校生だったころや、
彼女が結婚する前の季節。
あの頃は、私がいる東京へ、わりと頻繁に遊びに来ていたらしい。

……それも、私はあまり覚えていない。

私が仕事や恋にうずもれていたころ、
妹は少し引いた目で、その時間を見ていたのだろう。

「ねーちゃん、ひどって思ったもん」

妹は笑いながら言う。

本命の彼氏と、二番目候補の彼氏と、
妹と、そして私。
四人でディズニーランドへ行ったらしい。

――らしい、というのは、
私はそのあたりの記憶が、きれいに飛んでいるからだ。

ほんま、覚えていない。

あと、わたしが中学のころ

星一徹バリの父親に

角材で殴られて鼻血ブーしていたらしい。

当の本人は覚えていないのに、
妹はしっかり覚えている。

記憶というのは、
立っていた場所によって残り方が違うらしい。

それにしても、飛んでいる記憶。
悪行三昧(?!)も、その中に含まれているようだ。

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とし

歌ったり、書いたり。
日々のなかで見つけた小さな灯りを
ここにそっと置いています。

うれしい日も、
ちょっとイガイガする日もあるけれど、
それもぜんぶ、旅の途中やと思っています。

ふつうの日は会社員。
ときどき歌い、ときどき書いています。

音楽ユニット 歳巫女、
バンド コネコネ、OHAGI、タピオカ83
アコースティックの アテーズでも
音楽を楽しんでいます。
(ブログさぼって全部は、書ききれてへんけどな)

愛犬ノノと、保護猫オレオと暮らしながら、
旅の途中で見つけた小さな出来事を
「いまここ庵」に綴っています。

よかったら、ゆっくりしてってな。

庵主 とし
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