この本を手に取ったとき
自分にも約束された道があると感じた。
小さいころから、人にはその人その人の使命・天命があると私は感じていたから。
私にとって、自分の中心には、いったい何があるかを知りたかった。
これまで、好きなことや、やりたいことがたくさんあって割とやれてる状態。
興味があることがいっぱいありすぎて、どれが私にとって必要なことなのか大切なことなのか、わからなくなるときがある。
楽しいんだけれどむなしい。ふとした時になにをやってるんだろうという疑問がわいてくる時がある
この本に答えがあったらいいなと思って読みはじめた。
ところが答えがありません。
当たり前です。自分の答えを人に求めることと同じだから。これは著者が歩いてきた約束された道だから。
自分の答えを他から欲しい人が読んでも、著者だから特別なんだろうとなるかもしれない。
なぜなら私が読んでる途中でそんなことを思ったから。
でも読み終えたときにとてもすっきりした。
著者には著者の答え(天命、使命)があったように、自分の歩いてきた道は、私だけの宝物でありそのに天命、使命があるんだと、この本を読んで実感したからだ。
答え(天命、使命)は自分のなかにあるんだよ。とこの本がおしえてくれた。
著者は、大病をきっかけに心の探求にでかけた。それは、著者にしかわからない苦しみや喜びの中へ。
だからこそ心を打つのだ。その体験に伴走しているように本を読む。
心の探求、体の探求。それを統合するために知恵も重要だ。
著者は、体験、習得したことを通して私に応援歌を歌ってくれている。そんな風に受け取った本。
なんどもしんどくなったら読み返す本となっている。