「家族の連鎖(その1)」 (←前回のお話)
☆私の生まれた時の家族について
父、、石川県金沢生まれ。私生児。養両親2回かわる。実父は当時金沢の興行主(プロモーター)養両親は、その関係の芸妓さんを引退した人らしい。
母、、秋田県生まれ。農家三人姉妹の長女。とても強い田舎の風習が残る地域。(長女は婿とって家を守るのが普通、とか女性地位が低い)
そんな父と母は、出会いは、金沢。母が田舎のお祭り(角館の山車の上で踊る祭りの踊り)のイベントを金沢へ紹介しにいったとき知り合ったのがきっかけらしい。(よくあるヨサコイ踊りが町にやってくる的な)
で、文通が続き、、
「そんなどこの馬の骨ともわかんない奴との結婚は許さーん」となった母と生きづらさを抱えていた父は、大阪へ駆け落ち逃避行。
二人の新婚生活は、始まった。
とても貧しかった。二人とも中卒で生きるのに必死。だけど生活は、ままならぬ。
そんなときに出逢ったのが「宗教」であり「その団体」だった。
熱心な信者になった二人。活動にも積極的に参加し、その団体の仲間にもたくさん助けられたと聞いた。
で
そこに「私」が誕生する。
「熱心な信者の二人」のもとに生まれたベイベーは、ベイベーの意思は関係なく必然的にその信者となり、その宗教観の中で育てられる。
最初は親が喜んでくれるから
まねっこをしていた。とても小さい頃だった記憶。
例えば、お経を読むとか、例えば難しい昔の言葉で書かれている本を真似て読んでみるとか。
でも徐々に苦しくなった
私そのものではなく、親の望む宗教をしていないと「罰があたる」「良い人間になれない」「不幸になる」そう言われ続けることに。
今思い出してもしんどいなー。
しばし休憩