建物を建てるときも
野菜や花を植えるときも木が育っていくときも
どんな土なのか、どんな基礎があるのか、表面には現れない、それは地面の中ですね。
どんなに地上がすごくても
基礎がひどければ、土が悪ければ
いずれ崩壊したり
枯れたり
収穫できなかったりする。
心の世界では
地上を「顕在意識(けんざいいしき)」
地下を「潜在意識(せんざいいしき)」
と現します。
よく言われる話なので
ご存じの方も多いとおもいますが
ざっくりと分けると
顕在意識は5パーセント
潜在意識は95パーセント
です。
5パーセントの力で
あーでもない
こーでもない
を悩み、頭の上で
解決したと思っていても
95パーセントの潜在意識と
リンクしていなければ
同じ事を繰り返し
結局同じ問題が現れます。
心と体、心と頭がバラバラな状態。
どうすりゃいいのよぉ。となりますが
掘りゃいいんです。
どんな土なのか
どんな基礎なのか
調べるんです。
これを「自己探求」といいます。
イウハ、ヤスシ、オコナウハ、カタシ。
向き合うのめちゃ怖いです。
何出てくるかわかんないもの。
ココで注意は、わかったつもり。
という症状。
自分もそうだけど、ココ注意が必要です。
自分のことは自分がいちばんわかっている。という思い込み。
もしくは、真逆の自分のことがわからない。という厄介な気持ち。
いずれにしても、それは、本当ですか?
頭だけで考えた結果じゃないですか?
お腹におちていますか?
「囚われている感情(ex○○しないといけないのだー)」
や
「蓋をしている感情(ex嫌いだと感じちゃいけないのだー)」
が深いと、土がね、硬いわけですよ。
一人でほっくり返すには、とても大変なわけで。
(また、よその土地ほっくり返してたりして。他人の問題も自分にわざわざ引き寄せて悩んじゃうタイプ)
「答えはみんな自分の中」にあって見つけるのも自分なんです。
が、ほっくり返すのを手伝ってもらうんです
硬くなった土を柔らかくするお水とかシャベルとかブルトーザーとか
人の手をかりるのです。
土をね、掘りやすくする。
それがカウンセラーの援助です。
なので、援助者であるカウンセラーもしっかりと「自己探求」して、掘り掘りしてきた、している過程や経験が必要です。そして最後まで向き合う覚悟がないとだめ。
私は、そういうカウンセラーでありたいです。