前から入院されていて、何度か危ないところも切り抜けてきた。が、残念ながら、旅だって行かれた。
うちにも遊びに来たり、チーママの家で偶然会ったり、とても明るくて気立てのいいお嬢さん。
ご両親の愛をしっかり受けて育っているなーと。彼女に会うたび思っていた。
今日は、チーママと一緒に、お母様のお見送りをさせてもらった。
彼女がとても小さく見えた。
私も母を二年前に見送った。事故死だったので、突然だった。
突然でも病でも
たびたちは、悔しくて、さびしくて、かなしい。
今まであったものが、なくなるのだ。
形じゃないことも、頭ではわかっていても。
その声をもう聞けないのだ、
その体にもう寄り添えないのだ。
ぬくもりを直に感じることはできないのだ。
亡くなった当初は、いろいろな手続きに追われる。雑多な事が落ちついてきたとき
ドーンとその気持ちが押し寄せてくる
もっとこうしていれば、
なんであのとき、
繰り返し、繰り返し。
それは、悲しみや後悔と向き合うしかない。
しっかりとむきあうことがいい。
泣いていいのだ。自然と声かでるのであれば
出るに任せれば良いのだ。
何度も何度もエアポケットにはいるように
繰り返し来る。
そのたびごとに
じたばたしていいのだ。
そして、そのたびごとに、
思い出してくれたらいいな
一人じゃないこと。
私も、そうやって助けてもらったから。
この世の命には、限りがあること。
その大切なことを、旅立つ人は、身をもって教えてくれる。
やり残してることは、ない?と
伝えてくれている。
命は、じゅんぐり、じゅんぐりと巡っていく。
心からご冥福をお祈りします。