私は、だいたい佐々木である。
生まれたときは後藤(父方の姓)だった。
その後、佐々木(母方)になり、○江になり、○村になり、○立になり、また佐々木になって、いまは別の名字で暮らしている。
こうして並べると、なかなか忙しい。
名字だけ見たら、ずいぶんいろんな人生を生きてきたように見える。
けれど本人としては、そんなたいそうな人生を歩いてきたつもりはない。
働いたり、結婚したり、別れたり、また働いたり。
誰かを好きになったり、嫌になったり。
泣いたり笑ったり、歌ったり、バンドやったり
ときには人間じゃなくなった時期もあったりして、名字があっちへ行ったり、こっちへ行ったりしただけである。
そして妙なことに、私は何度も佐々木に戻った。
だから今でも、自分のことを佐々木だと思っている。
だいたい佐々木なのである。
そんな私も、気がつけば六十二歳。
最近は父が倒れたり、仕事がバタバタしたり、あれこれ重なることがあって、周囲のみなさまにはかなり不義理をしております。
ご連絡できていない方。
お返事できていない方。
「どうしてんねん」と思ってくださっている方。
ほんとうに申し訳ないです💦
誰かが嫌になったわけでも、世間から消えようとしているわけでもありません。
ただ、目の前のことをひとつずつやっていたら、気がつけば時間だけが先に走っていった。
そんな感じです。
とはいえ、私はまあまあ元気です。
会社では相変わらず働き、家では野菜を蒸し、犬と猫と暮らし、そして懲りもせず「なんかないかなあ」と思ったりしています。
いや、夫はおります。
そこはおります(笑)。
あ、恋愛したいとか、そういうこととちゃうねん。
「ええ歳こいて何言うてんねん」という声が、どこからか聞こえる気もするけど(笑)。
恋は歳関係ないしな。
推しでもいいではないですかあ。
そんな、たいしたことは起こらないけれど、振り返ると妙にいろいろあった日々を、これから少しずつ書いてみようかなと思っています。
いや、書かへんかもしれへんし、書くときもあるかも。
約束は苦手なんで(笑)。
立派な教訓もなければ、成功談もありません。
たぶん自分勝手だったこともいっぱいあるし、逃げたこともあるし、今思えば「なんでそんなことしたんや」と思うことも山ほどあります。
でも、それも含めて私の人生なのでしょう。
だいたい佐々木。
本日も、なんとかあんじょうやってます。
また、ぼちぼちお付き合いください。

