夏至の日に。LPL第二講から今日まで学んだこと、受け取ったことをつらつら感じて書いてみる【その1】

今日は、夏至の日
恵みの雨がトカイナカでは、降っています。
カウンセラー、セラピストの資質と自分の生き方向上のため、岡部明美ちゃんのLPL(ラビリング・プレゼンス・リーダーシップ)講座を受講中です。
前回受講後の出来事は、こちらからどうぞ。

(本日長文です。お時間のあるときにどうぞ)

第二講で、公開セッションの当事者になる(通称、明美ちゃんワークでは、大まな板「おおまな」にのるといいます。)

いろんな角度から心を学ぶ、LPL。
第二講の初日の終わりのプログラム。
自分が偶然にも(今から思うと必然だったんだな)公開セッションされるという、有難い流れになりました。

自分と向き合うときの、一つの大きな鍵が幼少期

自分と向き合うとき、幼少期にその重要な鍵があります。潜在意識の中に、何があるのか、自分ではわからないものを援助してもらいながら、みつけていきます。

そんなワークの一つ
明美ちゃんが、これから、それぞれが取り組む【言葉と身体反応と記憶】ワークについて、わかりやすくモデル立てて説明。というところで呼ばれた私とMちゃん。テーマは幼少期の自分と母との関係。

「じゃ、俊恵ちゃんはそこに立って。Mちゃんは、お母さん役で離れて立ってね。そこから一歩づつ俊恵ちゃんは、近づいて歩いていくときに、俊恵ちゃんは、どんな風に体感するか、何を感じるか。言いたかった、言いたい言葉を出してね。みんなもこんな風にやってみてね。」

ワーク→セッションへ

私「・・・。」(あれ動かない。。。。足が動かないよ。)

明美ちゃん「いくつくらいの俊恵ちゃん?じゃあ、一歩ずつ進んで、最後にお母さんに伝えたかったことを言ってみようか。」

、、、うまくいえないのだけれど

幼い自分に戻っている感覚と明美ちゃんの言葉や寄り添って隣にいてくれること、自分を包み込んでくれる圧倒的な安心感と安全を感じる。

私「2歳くらいの自分です。近づきたいのに、、足が、、無。。。無理です。なぜだかわかりません。足がとにかく動かない。」

明美ちゃん「2歳の俊恵ちゃんね。今どんなお母さんが見える?」

私「両親は、駆け落ち婚で、早くに私が生まれたので、とにかく四六時中働いていました。とても忙しそうです。」

明美ちゃん「そうか。とても忙しそうなんだね。そんなお母さんに言いたい言葉はある?勇気を出して一歩進める?」

寄り添ってくれる明美ちゃん。
なかなか出ない足をゆっくり思い切って一歩を出す。

すらすらというよりも言葉もゆっくりでてくる。

私「お母さん。忙しいからいい子にしていなくちゃ。迷惑かけちゃいけない。」

心が〇〇しちゃいけない、と感じるたびに体が固くなる。

明美ちゃん「そうか。2歳の俊恵ちゃんは、お母さんに迷惑をかけたくない。いい子にしてなくちゃいけないって感じていたんだね。もう少し近づける?他に言いたいことはない?」

明美ちゃんの声が佇まいがじわりと心を包み込んでくれているのに

しちゃいけないと、思うだけで、足が重い。とにかくゆっくり進む。けど。。。。。

思いがけない言葉が自分からでる

私「遊んでほしかったの」「早く私を生んでしまったから、しなくていい苦労をしているんじゃない?」「こんなに苦労するなら生まなきゃ良かったと思っていない?」・・・・どんどん体が重くなる。

「これ以上進めません」涙があとからあとからあふれてくる。

自分と向き合うと決めたからには、ここから先に進みたい。なのに足は、一歩たりと進めない。そんな状態の私のために、急遽、公開セッションに切り替えることになった。

これだけ、潜在意識の中にインナーチャイルドがいることを普段は、気がつかない。

ゲシュタルトのエンプティチェアを使って、母と私の場所(椅子)を向かい合わせで作る。
そこからセッションは、さらに佳境にはいっていく。

母と向き合う

私の母は、2年前突然の事故で旅立った。自分の中では、そのことに関してもう落ち着いていてる状態だと思っていたけれど。ぜんぜんおわっていなかった、、、。
セッションが進むにつれ、「価値観が違いすぎる自分の生き方を母が嫌っていたのではないか」「なんでこんな子を産んでしまったと思っていないか?」「なぜあなたが私の子なのか?」と母に思われているんじゃないかということ。未完了にしていた感情がどんどん出てくる。パンドラの箱をあけたかのように、わんさか。

カウンセラー、セラピストは、しっかりと寄りそい、気づきのきっかけを投げかけてくれる。そこから、クライアントは、より囚われている感情に気がつき、未完了感情を完了させていくこと。感情を手放していくことができる。そして、心の中にスペースができる。癒されていく。

ここまでが、いわゆる普通のカウンセリング、セラピーの流れ。

母との関係や過去の解釈がかわる

その先へ

(LPL講座の醍醐味)

私が、このLPLのカウンセリング、セラピーを学びたいと思った醍醐味は、癒すだけで終わらないところだ。そこから、次に進むためのセッションが続く。

子供のころの自分の気持ち、エンプティチェアをつかって母の気持ちが伝わり、子供時代の自分と母との関係の解釈がかわっていく。

未完了の感情を終わらせていく。そこが変わっていくことによって、次にどんな風に進んでいけるのか、未来を描いていく。さらにカウンセラーセラピストは寄り添っていく。ここがLPLのLPLたるゆえんで、他にはない特徴だ。

また、カウンセリング手法も一つではない、クライアントによって、その場のエネルギーによって、用いる手法も異なる。なによりもカウンセラーの在り方が肝になる。

LPLのカウンセリングは、セッションだ。

明美ちゃんは、そのことを公開セッションを通して私だけではなく、受講生全員に伝えてくれる。

話を戻して。。。
母に一番伝えたかった言葉が、当初自分も周囲も「お母さん抱っこして」の言葉になるかなと思っていたが、最後の最後出てきた言葉は、自分でも驚いたけれど

「お母さん、大好き」だった。

どんなけ子供は、お母さんが好きなんだろうなぁ。感慨深い。(大嫌いだと思ってたのにな。驚き)

アンカリングは、「無限」

母と繋がり、ビリーフや感情を完了させたエネルギーを感じることで、この先、どんなことができそうなのか、明美ちゃんに問われたとき、

「なんでもやれそうでう。今やっていることに深みや厚みがでそうです。」と答えていた。

心にも体にもエネルギーが充填された。
最後にこのセッションのアンカリングとして、絵を書いた。

絵もこう書こうとかおもって書くわけではなく、自然と手が動くのである。イメージが手を使って表現される感じ。

紫の宇宙空間に浮いている青い地球、星が瞬いてる そんな絵になった。

「テーマ」も書いてみようと促され出てきた
題名は「無限」だった。

とても清清しく、忘れられない公開セッションとなった。

明美ちゃん、皆々様ありがとうございました。

つづく

しかし、このときは、この後に続く、ほかの記憶や未完了の感情にグルグル翻弄されるとは、思いも及んでいなかった。

なぜなら、この時は、大きな刺抜き(LPL用語、もしくは、たこ掴み)ができ、未来に向けて進めたことで、心が満たされていたのだから。

<つづく>

この記事を書いた人

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とし

心身一如。心と身体のバランスはとても大切だと、自分の更年期を通して痛感しています。心と身体が疲れたなと感じたら、体調不全を経験した私がサポートします。自然の中や、おいしい台湾茶を飲みながら、まずは、ほっと一息入れませんか。詳しくプロフィールはこちら。